純:僕の9つ上の姉の世代なんですが、卒業アルバムを見るとみんな聖子ちゃんカット
だったんですけど、ご自分もやってみたいと思いますか?
ル:あ、やってみたいかもしれないですね〜。あと、もう少し遡るんですけど、
1960〜70年代に青春時代を過ごしてみたかったですね。当時のカルチャーが
すごく好きで。勿論実際そうなったら、それはそれで現代より生きにくい部分も
あるとは思うんですけど。鈴木いづみの本や、映画「同棲時代」とかの雰囲気も
好きで、きっと憧れなんだと思います。
純:じゃあ、ルキノさんはどんな幼少時代だったんでしょう?
ル:母親に聞いた幼少時代のエピソードとしては、幼稚園の入園式の時のものが
印象に残ってますね。みんなが静かに着席している中で突然わーっと走り出して、
みんなが引き止める中どうしても舞台に上がろうとしたらしいです。
でも、決して目立ちたがりな子供だったという訳ではなくて。
むしろ人前で踊ったり唄ったりすることがすごく恥ずかしかった記憶があります。
お遊戯の時間とかは一人だけ絶対踊らなかったらしいんですよ、先生の隣に立って
腕組みしてみんなを見てたりとか、すごく可愛くない幼稚園児で
「お母さんは恥ずかしかったわよ」なんて言われました。
(ここでメイクを笑われる。)
純:で、でわ、小学生はどうでした?
ル:小学校時代も変なところで目を付けられるこどもでした。
成績が悪かったワケではなかったんですが、何でそんな事するの?みたいな。
渡り廊下の塀の上を歩いて怒られましたね。
純:えっ!?
ル:落ちたら死ぬぞって、すっごい怒られました。
純:そりゃ、そうでしょうね。
ル:でも、やんちゃなわけではなく、むしろおとなしかったぐらいですね。
純:かなりブッ飛んでましたね。では中学生は?
ル:中学はクリスチャンの学校で、挨拶は「ごきげんよう」でした。
純:おお、お嬢様校だ!
ル:一応男女共学だったんですが、あまり男の子と話したりはできなかったですね。
純:部活動とかやってましたか?
ル:高校までずっとブラスバンドでクラリネットを6年間、毎日毎日やっていました。
純:すごいな。
ル:年に何日かしか休みもなくて、ずっと練習してましたね。
純:ちなみに初恋っていつごろでしょう?
ル:小学校の時だと思いますね。
入学してすぐの時、隣の席になった男の子で6年間好きでしたね。
純:6年間?長いですね!バレンタインデーはチョコあげたりしたんですか?
ル:はい、あげました。
その男の子がすごいもてる子だったので、仲のいい友達3人とも同じ子の事を
好きで、みんなで私の家で手作りチョコを作って、一緒に渡しましたね。
純:幸せ者ですね〜。では本格的なのは中学校くらいからなのかな?
ル:そうですね、とはいっても中学の時は男の子と喋っちゃいけない
校風だったので、毎週木曜日に手紙の交換をするくらいでしたけど・・・
純:文通!?久々に聞いたなぁ!
ル:便箋とかにすごくこだわってましたね。下書きとか何回もして。
純:可愛らしいですね!では男性の好みのタイプとかありますか?
ル:うーん、タイプっていうのは特にないんですれど・・・ずばり見た目ですね。
見た目の第一印象。昔は外見は関係ないとか思ってたんですけど、
最近はその人の在り方って、かなり見た目に表れてるなぁと思うんですね。
純:なるほど、生き様というのは外見にも出ると。
ル:私はそう思います。
純:友人関係はどうでしょうか?
ル:友達は少ない方だと思います。
純:すごく多そうですけどね。
ル:そうですか?人数は少ないんですが、面白い方が多いですね。
私、割と一人でぼーっと過ごす時間が好きなほうで、友人ともしょっちゅう
会うわけではないんですよ。けど切れてしまうわけではなくて、
会う機会は少なくてもお互い何となく気持ちが通じてるような感じです。
(またメイクを笑われる。)
純:突然ですが、携帯の着メロは何ですか?
ル:え〜っとですねぇ、(ごそごそ)「あーっ、電話だぁ〜。」
純:で、ではメールは?
ル:似てますよ(ごそごそ)「メールだぁ〜、素敵ぃ〜。」
両方とも、『OH!スーパーミルクちゃん』っていうアニメの
キャラクターの声なんですけど。かなり好きなアニメですね。
純:ご自分の好きな部分、嫌いな部分は?
ル:うーん・・・考えたんですけど、自分について、好きとか嫌いとか
あんまり思った事無いですね。
|